こんにちは!アクアリウム歴15年の針井です
メンテナンスフリーで、ろ過能力も高いと言われる流動フィルター。一度試してみたいと考えている人も多いですよね。
そこで、おすすめの流動フィルターと流動フィルターの自作方法を解説します!
流動フィルターを使ってみたい人は、この記事を参考に選んでくださいね。
30cm・45cm水槽のおすすめ流動フィルター
ZBS-150(Ziss Aqua)
30cm・45cm水槽のおすすめ流動フィルターは「ZBS-150」です。
数少ない市販されている流動フィルターになります。
回転するろ材が見た目にも楽しいろ過フィルターです。
エアポンプを持っていない人は、合わせて購入しましょう。
現状、市販品はこれ一択!
60cm水槽のおすすめ流動フィルター
ZBS-200(Ziss Aqua)
60cm水槽のおすすめ流動フィルターは「ZBS-200」です。
数少ない市販されている流動フィルターになります。
回転するろ材が見た目にも楽しいろ過フィルターです。
エアポンプを持っていない人は、合わせて購入しましょう。
現状、市販品はこれ一択!
流動ろ材おすすめランキング2選
おすすめの流動ろ材ベスト2は、次の通りです。
5つのポイントをもとに、自分に合った流動ろ材を選んでください。
5つのポイントをもとに、流動ろ材はどのように選べば良いのか解説しますね。
流動ろ材の選び方
流動ろ材を選ぶ5つのポイントを解説します。
評価項目 | 選び方 |
---|---|
見た目 | 商品によってろ材の見た目が異なります。気に入ったものを選びましょう。 |
粒サイズ | 粒サイズが大きすぎるとうまく流動せず、小さすぎると扱いにくいです。流動性を重視するなら4mm・扱いやすさを重視するなら5mmがおすすめです。 |
内容量 | 内容量と価格は比例します。予算に合わせて選びましょう。 |
信頼性 | 大手メーカーの商品や日本製の商品が安心です。 |
価格 | 商品によって価格に差があります。予算に合わせて選びましょう。 |
流動しやすいろ材を選びましょう。
価格差もあるので、予算に合わせて選んでください。
現在手に入るのは主に2種類!
1位:バイオビーズ(リーフ)
流動ろ材おすすめランキング第1位は「バイオビーズ」です。
流動しやすく、見た目も美しい定番の流動ろ材になります。
基本的に交換不要なので、長期的には非常にコスパの高いろ材になります。
ろ材が茶色になってきたらバクテリア定着のサイン!
2位:アクアバイオゲル(カミハタ)
流動ろ材おすすめランキング第2位は「アクアバイオゲル」です。
以前販売されていた外掛け流動フィルターの専用ろ材になります。(フィルター自体は廃番)
ネット袋入りなので、流動ろ材として使用する場合は、ネット袋から取り出して使ってください。
価格が安いのもうれしい!
タイプ別!おすすめ流動ろ材
流動ろ材を買う時は、商品の特徴を理解して選ぶことが大切です。
次の表を参考に、自分にピッタリの商品を選んでください。
どのフィルターが良いか迷ったら、流動しやすい定番の「バイオビーズ」がおすすめです。
流動フィルターの自作方法
現在、流動フィルターはエアレーションを使った水中フィルターしか販売されていません。
「できればポンプ式で、水槽の外に設置して水槽内をスッキリさせたいな」と思っている人もいますよね。
そこで、外掛けフィルターを使った流動フィルターの自作方法を2つ紹介します。
市販の商品で簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
外掛けフィルターを使った簡単な自作方法
外掛けフィルターを使った簡単な自作方法は、専用カートリッジを差す溝に、鉢底ネットを差して区切る方法です。
鉢底ネットで区切った空間に流動ろ材を入れれば、簡単に流動フィルターを自作することができます。
鉢底ネットはハサミで簡単に切れるので、専用カートリッジの溝にはまるよう、微調整しながらカットしてください。
鉢底ネットは100均でも売っていることがあります。
流動ろ材はバイオビーズがおすすめです。
おすすめの外掛けフィルターは次の記事を参考にしてね!
外掛けフィルターを使った本格的な自作方法
外掛けフィルターを使った本格的な自作方法は、鉢底ネットやサンデーシートを駆使する方法です。
ろ過槽の中の水流を最適化することで、流動フィルター化するだけでなく、ろ過能力の最大化を狙っています。
ここまで本格的に作成しなくても、流動フィルターのろ過槽とボールろ材のろ過槽を、グルーガンを使って鉢底ネットで区切るだけでも、良いろ過器になると思いますよ。
動画内で使用している外掛けフィルターの後継機です。
流動ろ材はバイオビーズがおすすめです。
仕切り板作成用の鉢底ネット・サンデーシート・グルーガンです。
鉢底ネットはアクアリウムの自作でよく使うよ!
流動フィルターのメリット
流動フィルターは、ろ材を動かし処理水との接触面を増やすことで、ろ材の表面全体にバクテリアを繁殖させるフィルターです。
マイナーなろ過フィルターですが、生物ろ過能力が高いとされています。
それぞれのメリットについて、わかりやすく解説していきますね。
生物ろ過能力が高い
流動フィルターは、生物ろ過能力が高いのが特長です。
ろ材がくるくると流動しているので、目詰まりすることなく、ろ材全体でろ過することができます。
ろ材のバイオフィルムが流動により適度に薄くなるので、アンモニアの分解速度も速くなると言われています。
生物ろ過に特化したろ過システム!
止水域ができない
流動フィルターは、止水域ができないのも特長です。
ろ材が常に動いているので、水の淀みが発生しません。
流動ろ過槽の前後に物理ろ過を設けている場合、その部分は目詰まりするので、定期的にメンテナンスしてください。
水の通り道が固定される「チャネル現象」が発生しない!
見た目が面白い
流動フィルターは、見た目を楽しめるのも特長です。
ろ材がくるくると流動している様子は、ずっと見ていても飽きません。
ろ過フィルターはできるだけ隠したいものですが、ろ過フィルター自体を見て楽しめるのは流動フィルターだけのメリットです。
ろ材にバクテリアが繁殖すると、ちょっと茶色くなるけどね。